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時事争論

浄法寺

G/REX JapaN株式会社
営業部長 浄法寺 亘

住宅メーカートップマネージャーとして活躍。
工務店集客では51社も成功させている気鋭のコンサルタント。

京都で起きた無免許運転による、殺傷事件について

4月23日にひどい事件(事故とは呼びたくない)が起きました。新聞やTVで何度も放送されていたので、知らない人はいないと思います。 無免許の少年が軽自動車を運転したあげく、集団登校中の小学生の列に突っ込んで妊婦さんを含めた7人を殺傷した事件です。

被告が厳罰に処されるのは当然として、なぜこれだけコンピュータ化が進んだ現在で、「運転免許証認識装置」が自動車に標準搭載されていないのでしょうか?個人情報とか、緊急時に動かせないとか、車体価格が上がってしまうとか…色々と理由はあるのかもしれませんが、ETCカードは後付けですら可能なのに、おかしいですよね。人の命より大事な理由があるんでしょうか?

facebook(フェイスブック)の広がりの一例として

先日、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)のフェイスブックを利用した「フェイスブック所沢会」が行った花見オフ会(ネット上で知り合った人が実際に会う集まり)に、 900人が集まったそうです。すごいですよね、900人って。

私個人はインターネットにしてもSNSにしても褒めそやす気はありません。あくまで「道具」のひとつだと思っています。極論すれば「はさみ」とか「電話」とかと一緒です。どう使うか、それだけです。フェイスブックに関しては「実名」「顔写真」が前提となっているのでネット特有の、「相手が見えない」というのが緩和されているのでオフ会がしやすい、といった一面があるんでしょうね。地域的なコミュニティ(集まり)が機能していないところが多い現在、人と人とが繋がる「新たなきっかけ」としては良いのかもしれませんね。

ここでアドバイスをひとつ。よく「facebookをビジネスに利用できるの?」という相談を受けますが「利用する場合は極力売込みしないこと!」が上手に使うコツです。あくまで「人」主体のツールです。
(浄法寺)

今泉

G/REX JapaN株式会社
出版企画部 今泉 幸夫

ビルダープレジデントの記者として、日本のみならず世界を駆けるジャーナリスト。独自の視点と取材力に定評あり。

--自殺問題--
毎年3万人前後の人が自ら命を絶っています。そのうちの何%かは景気が上がり法律が変われば、死なずに済んだのかも知れません。「良い時は良い。悪くなった時が正念場だ!」

非常に重い話題です。しかし口には出さなくとも(実は身近な事)と捉えている人もいらっしゃるのではないでしょうか?専門家は経済状況との相関性を指摘しています。
*好況であれば自殺者は減少し
*不況であれば自殺者は増加する
相関関係にあるとの事です。また「ハンコ一つで人生が終わった保証人になるべきではなかった」なんて話は昔から、数え切れないほどあります。

毎年3万人が…、世界の中の日本はどうなのでしょうか?

WHO資料によると、東欧圏は自殺率が非常に高く、10万人あたりの国別自殺者数の1位はリトアニアで42人。38人の2位ロシアから26人の9位ラトビアまで、旧ソ連圏が占めています。対する日本は10位で、23人が自殺で亡くなっている事になっています。旧ソ連圏が多い理由として寒い気候による心理的影響、飲酒による影響等様々な理由が指摘されていますが、私が一番気になったのは(殺人による影響)でした。曰く「死亡案件は警察が(自殺)として処理してしまうんだ」との事です。

自殺率を下げるにはどうしたら良い? -駆け込み寺-

全くの私見ですが、本件に関して実はこうなんじゃないか?と思っている事があります。「(死にたい)と言う人は実は(この状況から逃れたい)と言っているのではないか?」という事です。仮に、駆け込み寺的な救済措置を与える事が出来たらどうでしょう?
・無限(に思える)借金に追われる事の無い環境
・贅沢は出来ないまでも、食いっぱぐれの無い環境
この二つがあれば、何%かの人は思いとどまるのかも知れません。コレで全てうまくいくとは思えませんが、自殺率の減少は期待出来ると思います。(今泉)